「伝統」に惹かれるのです。

 受け継いだものを守ろう、

  もっと栄えさせようと、必死になっている人達の姿はとても美しく見えるのです。


 自分が生まれた日本という土地が好きなのです。

  だからもっと知りたいと思う

   いつまでもこの国の伝統を伝えていきたいのです。



   そんな想いを絵に描く、絵師なのでございます。









神楽絵師 栗田知佳の作品紹介サイトです。

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おまつりやお神楽を観に行き、写真を撮り、それをもとに作品を制作しています。
主な使用画材は、鉛筆、墨、透明水彩、アクリル絵具です。
"TMK(でこぼこの無い画用紙)に鉛筆"が一番描きやすいですね。
色を使うのが苦手な上に、無彩色に近い色が好きなので、私の作品はほぼモノクロです。
(自分には色が見えているつもりですが^^;)

墨やペンなどで描いた「素描」の作品は、スポーツで言う筋トレみたいなものです。
撮った写真から気に入ったものを描いています。(ほぼ模写)

おまつり等の作品は、当然"モデル"がいる訳ですが、そのモデルさんには「写真撮っても良いですか?」とも「描いても良いですか?」とも「公開しても良いですか?」とも聞かずに勝手に作品にして載せているものもあります。
又、一部の作品は、自分が撮った写真ではなく、本やネット等から「素敵!」と思った写真を元に描いたものもあります。

もしかしたら「あ、これ俺じゃん。」なんて場合もありますので、もしも不都合がありましたらご指摘ください。

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栗田 知佳 くりた ちか Chika Kurita

東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
自身の視点で撮影した写真から絵を描く。

【 制作の相棒 】
デジタル一眼レフカメラEOS Kiss X2
鉛筆、ペン型消しゴム、透明水彩、アクリル絵具など

【 略歴 】
1990年
静岡県生まれ
2006年
常葉学園菊川高等学校美術デザイン科入学
2009年
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学
 
野菜をモチーフとするだまし絵を制作
2011年
江戸の里神楽に出会う
 
『天菩比神』制作
 
江戸の里神楽にはまる
2012年
神楽絵本『天孫降臨』制作
 
里神楽にのめり込む
2013年
同大学卒業
現在田舎でのんびり制作中


twitterで近況などをつぶやきます。

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私が神楽に出会ったのは、大学3年の夏でした。
装束、文様、面(おもて)、神社、伝統、神話、、、
お神楽には、私の好きなものが全て詰まっているのです。


お神楽に出会う前は、『くりのき農園』というだまし絵の作品を展開していました。
でも実は、「人間を描きたいけれど良いモチーフが見付からない。どうやって絵にしたらいいのか分からない。」とぐだぐだ悩みながらとりあえず大学で評判の良いだまし絵を描いていたんです。いや、自分でも『くりのき農園』シリーズは気に入っていたんですけどね、やっぱり人間が好きだったんです。

それでそのまま大学3年になってしまって、とりあえず何か動かないとダメだろうと思い、お祭り巡りを始めたのです。ネットで自分の足で行けそうなお祭りを調べて行って写真を撮って。これが最高に楽しくて、「絵描き辞めて伝統文化とか日本の風俗の研究者になりたい!」なんて思ったりもして。

そんなある日のことでした。いつものようにお祭り情報を調べていると、東京のある神社のお祭りでお神楽を観られる事を知り、行ってみることにしたのです。
そしたらその素晴らしい事!一目で「江戸の里神楽」に惚れてしまいました。

それからは休日の度にお神楽を観に行きました。
行くほどにお神楽が好きになって、知らない街を一人で歩くのが楽しくなって、神社の空間が好きになって、日本神話に興味が湧いて。そのうち神主さんや神楽師さんと交流できるようになって、ますますのめり込んで・・・

そうして現在、神楽絵師と名乗り、江戸の里神楽を中心に日本の民俗芸能やお祭りを絵に描いているわけです。まだまだひよっこですが。

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